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JAT総会の基調講演を聞きに行ってきた。

昨日はJAT総会の基調講演を聞きに行ってきた。

数か月前にJAT会員になったばかりで、JATの集まりに初めて参加する。

いつも行くようなIT系のセミナーなどは席の確保のため、早めに到着するようにしているが、今回は席にも余裕があった。

私の勝手な想像では、かなりの人数が集まって大々的に催されるものかと思っていたら、100人超の参加者でこじんまりしていた。悪い意味ではなく、それが心地よく感じた次第。

テリー斉藤さんの「私の翻訳チェック」は、実務経験に裏付けされた現場の知恵という感じでとても参考になった。

IT系のシステムを構築する場合でも、品質を上げるためのチェックは同様に行われる。よくやるのは、チェックする項目をチェックシートに落としていき、一つ一つ確認していくといったこと。その結果をエビデンスとして残すのだ。

また、複数の担当者で設計書を打合せ形式で読み合わせたりもする。これが、翻訳物を印刷して確認というものに当てはまる。

チェッカーの数が多ければよいわけでもない。私の経験として、お客様内で、2人体制のチェックをすり抜けて発生したトラブルに対して、「チェックを3人体制にする」といった対策を掲げたお客様に遭遇したこともある。それでもトラブルが発生したら4人体制にするのであろうか。。。

翻訳もシステムも同じように"モノ作り"なのだと感じる。その中では、気合で解決できることと、できないことがある。品質といった観点では、もはや気合ではなく客観的な妥当性、網羅性が説明できないといけない。

もう一つ重要なトピックとして、成果物をどう作るかというお客様との認識合わせがある。これはIT系でいう要件定義や基本設計に当てはまる。ここできっちりとお客様と詰めて、ドキュメント化しておかないと、後々ひっくり返されてシステム構築プロジェクトは破たんし、赤字プロジェクトになる。なので、仕様に落とせないような表現集(だったかな?)をまもることはできない。

やはり似ている。お客様との仕様の合意、品質向上について、引き続き比較していきたい。IT系の知恵も導入できる気がする。
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